ADHDの夫を支える奮闘記

ADHDと気が付くまで…気が付いてから…現在まで

何度も同じ事つながり

鍵の件に続き

何ども同じ事を聞いてくるシリーズです(笑)

勝手にシリーズ化してますが、誰も楽しみにしてなさそ!"(-""-)"

 

 

 

 

旦那様は人の予定を覚えません。

前の日と当日と合わせると、私の予定を10回くらい聞いてくる時もあります。

 

 

 

ADHDと分かってない時は、本当に頭おかしいのかな?と

思ってましたが、今は流してあげれてます。

自分を『神』なのでは?と(笑)思ったり…。

 

いやぁ~許せてるなぁと思いますが、彼は常にリフレッシュした気持ちで

聞いてくるのです。いつだって新鮮な気持ちで私の予定を気にしてるのでしょう。

 

 

『明日なにするの?』 夕飯終わってリラックスタイムに確認

『あれ?明日なにするのだっけ?』  寝る前に何となくさっき聞いたかものトーンで。

 

はい二回目です(笑)

 

『今日は何するの?』朝出掛ける前に確認 三回目

『何してるの?』携帯に着信。お昼ごろに私が気になった模様。 四回目

『あれ?今日休み?』2回目携帯に着信。 ええ休みです。さっき言いました(笑) 五回目

 

 

って感じで5回は結構スタンダードです( ;∀;)

 

朝聞いてたくせに、昼には『何してんの?』って能天気に聞いてくる。

これもう日常過ぎて当たり前なのですが、笑えます。

 

 

何してんの?じゃないし。仕事してるし!

って時もざらです。(笑)

 

 

こんな事で日常イラついていたら彼と一緒には居られません。

だけど、彼は私が何度も同じ事を聞く事は許さないのです。

 

矛盾!!!!!!(´-`).。oO

 

 

 

生活の中の決まり事

うちの旦那様は物の管理が(特に鍵)の管理が苦手です。

同じADHDの方でも、物の管理は得意な方も居るかも知れませんので

その人によって特徴が違う事はあるかと思います。

 

 

とにかく玄関の鍵を閉める事が出来ません。

お家に帰ってきて鍵を閉める癖が全然身に付きません。(笑)

当たり前の事ができないのが彼の特徴ですね。

 

 

鍵を閉めたの?と確認する事も疲れてしまうのですが、

やはり癖付けないと、いつまでも閉める事が出来ないので

根気強く伝えてます。

『カギ閉めた?』

『鍵空いてたよ』

『鍵閉まってなかったよ』

など、いろいろな方法で伝えますが、うるせえなオーラ全開で聞いてます!!

 

 

 

こっちだって

何回同じ事言わせんだよ!このやろーーーーーー(笑)です。

 

 

 

自分が持っている鍵の管理も兎に角苦手です。

翌朝、必ず鍵はどこ?と聞かれるのが落ちなので…。

 

 

玄関には鍵をかけて纏めておける、木を置いてあります。

 

鍵はあそこにある!というイメージ大事ですよ!

 

私の居ない時間に帰宅すると、必ず鍵は放置されてます。

翌朝困らない様にするため、玄関に私が持っていき置いておいてあげるのですが

本人はさも自分がここに置きましたよ!顔をして

そのままシレっと取って出掛けていきます。

本当にイラッとします。( ゚Д゚)(笑)

 

 

 

お財布

携帯

かばん

この辺りの必要な物はきちんと視界に入る場所に

置いてあげる様にしてあげる事で、朝のイライラも減ってきますからね。

 

 

5年の間に鍵の場所はココという癖はついてきたかな?とは思いますが

5年経っても鍵を閉められないのは変わってません。

とほほっ。

 

 

 

 

 

気を付けていたこと

職安で探す前に、どんな事なら楽しく取り込めるか話をしました。




不動産の売買や、宝石を売って居た時も仕事を初めて直ぐの頃は
何をやっても初めての事だから、楽しくてワクワクするのだそうです。



売上成績も凄くよく、半年で500万貯めることができそれによって変な自信も持って居たのかも知れません。



前回も書きましたが、慣れた頃に飽きない仕事!

これが彼に一番大事で、事務作業の様な繰り返す作業は駄目!だと言うこと。



職人さん?
技術者さん?
プログラミング?
肉体労働?



どれもぱっとしません。
まずプログラミング系は楽しいかも知れないけど、経験者募集が大体で、まず条件に引っ掛かりもしませんでした。


彼は大学時代
麻雀に依存してしまい、大学3年で中退してしまっていたのです。

これも、就職活動には痛かったです。
結局最終学歴が高校卒業になってしまうため、大学は通って居たのに意味がありません。









そこそこ安定したお給料を頂けるには、大学卒業が条件になっている企業が大半でした。
条件に合い、給料もこのくらいなら許容範囲だなとなると、不動産が良いのかも?




まず、投資売買で経験がある。
引越し屋さんの様に、日々違う物件にいけるかも。



しかし、同じ不動産でも
投資売買系のアポイントを取って、仕事をする様な仕事はもう嫌だと言う事だったので、

それに該当しない
不動産系のお仕事で面接をお願いする事にしました。


これなら慣れてももしかしたら飽きないで
頑張ってやれるかも?と

2人で話合いました。




それ以外にも質屋さんの店舗拡大業務、車の買取販売業務なども面接に行き決まった所も
あったのですが、業務内容や条件などで諦めました。
少しずつ、本当に少しずつ就職活動をしました。



私ならもっと早くやるのになぁーとか、
腰が重くてイライラしたこともありましたが
とにかく慎重に彼のペースを心掛けて
2人で決めて行けたのがよかったと今は思います。

ADHDの仕事探し

ADHDの方皆さんそうか

分からないですが、傾向として

単調で繰り返す様な、毎日同じルーティンは彼は苦手なようです。

 

飽きてしまうのだそうです。

 

 

 

結婚前に彼は引越し屋さんで

仕事をしておりましたが、

 

 

その前は不動産の投資売買で、マンションの販売や宝石を売ったり

 

若いけど職をコロコロ変えてしまっていたようです。

 

ですが、引越し屋さんだけは

楽しく毎日働いていて、彼に聞くと

同じ仕事でも現場が変われば

内容も変わるし、毎日違うお家に行けることがワクワクして奥が深く楽しかったみたいです。

 

体力的にも本当に大変でしたが、毎日頑張ってくれてましたからね。

 

 

しかし、結婚して将来的にと

考えたときに福利厚生なしや、会社もブラック過ぎるしなぁ...と悩み

 

 

転職に踏み切りました!

 

 

過去に自分がすぐに転職してしまって、

コロコロ仕事が変わってしまっていたのも、ADHD的特徴だとこの頃には分かって居たので、傾向や性格も考えて2人で職安で探しました。

 

 

つづく

 

 

 

Mタイムの意味

ADHDの特徴的に

頭を休めてあげること。これが一番大事な事のように思います。

 

 

 

『Mタイム』

を宣言されることで、私も無視されたり

したとしても、今はMだから仕方ないと

考えるられる様になりました。

 

 

彼も自分がオフで私を構ってあげれて

いないのか?と言う意識が芽生える様で、Mを堪能した後で、Mに入らせてくれてありがとうと

なる様です。

 

 

 

しかし、Mは都合良くやってきます(笑)

喧嘩してる最中に入りそうになったり。

とにかく彼の都合で支配して

勝手にMを堪能しようとしてきますから。

 

 

やれやれっ。です。

 

 

 

まぁ、Mを堪能している彼を見て

おーぉ休んどるなぁ~!無の状態やなぁー!

 

と、余裕がある時は

幸せな気持ちになる時もあるのですが(笑)

 

疲れたり余裕のない時は、イキナリのMは

許せない事も多いです。

 

 

私もダメですね!分かって居るようで

出来ていない。

 

 

 

やはり、2つの事を同時にするのが

苦手な傾向が強い彼は

 

車の運転中は勝手なMに入る事も多いです。

車は予想もしない事が起きる事もある為、かなりの神経を集中して居るようです。

 

 

勝手にMで急に機嫌が悪いなんて

本当に日時茶飯事で、ドライブの最中の

喧嘩は数えきれないです。

 

 

大体同じ様な内容で喧嘩してますから。

シチュエーションは、違うけど

結局口調が強くなったり、機嫌悪いことに気付いてないから、俺悪くないと

言われてしまい、私は思いが通じず喧嘩になるのです。

 

 

 

で、深く話してみると

 

過去に喧嘩した事は

何となく覚えてるけど、内容がすっ飛んでいるから、また同じ事で喧嘩になっている

イメージは薄く、自分に非はなく

いつも私が怒っているイメージが脳に定着してしまって居るようです。

 

 

結果今日もガミガミばばあですよ(笑)

 

 

ふざけんな(笑)なのです!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

一番大事にしていること

ADHDと分かってから
彼のあの行動はそうゆうことだったのか?

など、色々な事が点と線で繋がりました。




先ず彼は急にスイッチがオフになります。
本人も気付いてません。
機嫌が悪くなり、口調も強くなりますし
めんどくさいが口癖に変わります。


まるで多重人格の様です(笑)



笑って冗談を言ったりお茶目に
ワイワイして居た空気から、真っ逆さまに
落とされた様なイメージでしょうか。


あまりの切り替えスピードに追いつきません。


はじめこのオフが全く理解出来ず、何がしたいの?
どうしたの?

私が何をしたと言うの?
と、首を傾げておりました。



どうやら彼の頭の中は
常に騒がしく、余計な事までキャッチしちゃって
処理スピードが追い付いて無いような
そんな様なイメージなのだそうです。



何が大事なのか、優先順位を決めることも
得意ではありません。



代わり映えのしない、単調な事も好きじゃなく
真新しいことにワクワクする見たいです。



慣れて来ると飽きます。


日常がそんな大運動会の様なスピードで
1日が終われば、誰だって疲れますよね?




彼が陥るオフの状態は必要不可欠で、私の前では
巣になっている証拠なのでしょう。





このオフにする時間を
私達は『Mタイム』マイタイムの略です。



ルールとして、入る前に
声がけをする事。宣言なしに『M』に入ってしまって居て、シカトをしちゃった場合は、きちんと謝ること。
(笑)なんだそれ?


かも知れませんが、私達には大事なルールです。


『M入りマース』

私達の日常では、今は当たり前ですが
これに気付くまで
何故『無』なのか?分からず、イライラしてました。
気が付く前は、2人で居る意味がないとか、話しても聞いてない為に、後から『知らない』を連発され
その度に悲しくなる…これの繰り返しでしたから。



今も続く2人の一番大事なことは
『Mタイム』に入らせてあげること!



そうすると、またONのスイッチに切り替わります。
このバランス難しいです。
未だに操れてません(笑)
急に『M』来ますよ!急に(笑)


つづく

実家から帰ってきて…。

彼が帰ってくるのを待ってました。

この時点ではまさか彼が…と言う、安心すらどこかあったと思います。




自宅に帰ってきた彼に
『どうだったの?』


彼『俺やっぱりADHDだった!』



はぁ?へっ?

一瞬目の前が見えなくなりました。
否定されると思ってましたから。




ご両親には『良くわかったね!どうしたの?』


っと言われた!(笑)

と、言うのです。
まさか、まさかの彼の家族全員そうなのですって!


いやー、まいりました(笑)



でも、仕方ないです。
彼の両親は、治る物ではないわけだし
伝えないで育てようと言う考えだったのだそうです。


おふたりとも小児科医でして、勿論昔から
彼の行動は分析をしていたのでしょう。


お母さんには、幼い頃
抱きついたり
何か甘えたりすると、何故そうゆうことをしたのか、気持ちを教えて頂戴!学会で発表するから。
など

やはり、家庭環境も私とはかなり違う中で
育ってきていたと言う印象です。





治る物では無いなら、その傾向を分析し
彼を助けて理解をしてあげる、ご両親の考えは
分かりますが、彼が幼い頃から知って居れば
自分に湧いた他人との違和感に苦しむ事も、もしかしたら少なかったかも知れないですね。





しかし、やはりADHDとハッキリ
わかったこれからは
私の中の当たり前と
彼の中の当たり前のズレが大きい訳ですから、どの様に対策していけば良いのか
悩みました。




ですが、不思議と
傾向が分かれば対策しやすいのでは?と
安心感も湧きました。



ただ単純に性格に難があって
性格がわるい人よりも、取説があるのなら
思ってるよりはイケる気がしたのです!